最近ではinstagram、twitter、facebook、LINEなど色んなSNSが浸透しており、ホームページを持たずとも気軽に情報発信ができる時代です。
実際、SNSを活用して収益をあげられている会社さんもいて、テレビ、新聞、看板広告等しかなかった時代からすると安価にたくさんの人に発信できるいい環境があります。
そんな中で「ホームページは不要」と考えられる会社さんも出てきています。
確かに、ネット上で情報を発信したいのであればSNSに投稿するだけで情報発信は可能です。
では、今ホームページを持つことに意味はあるのでしょうか?
ホームページは情報量が多い
SNSは気軽に情報を発信できる反面、文字数制限があったり、単発での発信になってしまうので会社の一部の情報発信はできても全てを発信して理解してもらうことは難しいです。
その点、ホームページは制限なく多くの情報を発信できますし、自由にデザインすることもでき、掲載する情報の強弱も付けられます。
ホームページは信頼度が違う
SNSは気軽に発信できる反面、更新・削除も簡単だったりすることもあり、ホームページと比較すると情報の信頼度を低く捉える人もいます。
SNSで気になった会社が見つかった時に、SNSだけでなくホームページも見てどういった会社かを見極めるという行動をする方は結構多いようです。
実際、SNSよりもホームページの方が作成費用など高額になりがちなので、的を射た判断基準なのかもしれません。
SNSは「個人 対 個人」。ホームページは「個人 対 会社」
SNSは公式と謳っていても、どうしてもその運用は個人に帰属しがち。
そのため、問い合わせをいしようと思った時、SNSからの問い合わせはどうしても「個人」に送信するイメージに繋がってしまい躊躇される様です。
「対 会社」という場合はホームページから問い合わせした方が、確実に会社として受信してもらえ、適切な部署に対応してもらえる、という安心感があります。
実際に私の経験でも、ほとんどの問い合わせはSNSからよりもホームページから受け付ける方が圧倒的に多いです。
更新しなくても存在感が継続する
SNSの強みである手軽な発信は、それと同時に他者の発信に埋もれていくリスクも伴います。
一方で、ホームページは一定のSEO対策(検索した時に上位にヒットするための対策)は必要ですが、「●●市 ガス」といったキーワードで検索された時に、そんなに更新していないホームページもきちんとヒットします。
SNSと比較すると、マメに更新しなくてもある程度継続して効果を発揮できるという特性がホームページにはあります。
就活生は会社のホームページを見てくる
働き手不足が騒がれているこのご時世、ハローワークに求人出しとけば大丈夫。ということは、もうあり得ません。
求職している人は、募集が出ている会社について知るために会社のホームページを見てくる方が多いです。
SNSも見られないわけではないですが、求人というカテゴリではない別の情報も入り混じっているため、求職者に見てほしい情報が届かない確率は高いです。
ホームページに、社内の雰囲気や入社後の生活がイメージできるような情報を載せておけば「この会社に入りたい!」という人が現れるかもしれません。
まとめ
今回は、ホームページの意義について考えてみました。
色んな専門家の意見がありますが、私はこれからの時代でもホームページは必要だと考えています。
もちろん、作ったまま放置というもったいない事にならないよう、運用はしていく必要はあります。
手前みそ(?)ですが私が運用しているホームページは、地域のガス屋さんでありながら毎月8000人近くの方が訪問されます。また、毎月ホームページでクイズを出題して抽選でガス代の値引きを行う企画を続けており、毎月多数の応募があります。中には、「いつもお世話になっています。乾太くん大活躍で買って本当に良かったです!」などのフィードバックをもらうこともあります。
SNSでも十分できることはありますが、改めてホームページの価値も見直してみてもよいかもしれません。
がすらぶでは、ホームページの相談も承っております。
ご興味のある方は、お気軽にお尋ねください。